当会の活動

国内支援

日本語教授、子どもへの補習、生活相談など、様々な支援を行っています

本国支援(主にカンボジア)

耳の不自由な少女の来日治療支援(カンボジア・プノンペン市)
<リー・ヤーニーちゃんとおばあちゃん>
日本からのプレゼント、犬のぬいぐるみを手に

1997年晩秋、神奈川県相模原市で開催した「ヤーニーちゃんを励ます会」にご参加頂いた皆様、ヤーニーちゃんは、こんなに大きくなりました。8歳の誕生日を日本で迎えたヤーニーちゃんももう14歳。

「生まれつき耳の不自由なカンボジアの少女の来日治療にご協力下さい」と、CICRで作成した絵はがきの販売を行いました。多くの方々のご協力、ご支援を頂きました。補聴器会社リオネットセンター吉祥寺店のご厚意で、その後も補聴器のサポートを続けて頂いています。

ヤーニーと神奈川県立相模大野高校生たち
地方の崩れかかった小学校の再建(カンボジア・コンポンチャム州、チュロイコール小学校)
<ゴム園>

コンポンチャム市から大河メコンをフェリーで渡り、月面のような悪路に苦しみながら、ベトナム方面に向かう。

<その後、日本のODAでメコンに「きずな橋」が架けられた。また道路もきれいに整備された。外国人には訪問がずいぶん楽になった(2003年夏)>

その途中、美しいゴムの樹林を抜けた先にチュロイコール村がある。

ちょっと離れればカンボジア人さえ知らない片田舎の何の変哲もない村。

でも、CICRには思い入れの深い村。

<屋根が波打ち、崩壊直前の校舎>
2000年8月
<再建校舎と子ども達>
2001年2月

1993年、UNTAC(国連カンボジア暫定統治機構)が展開。カンボジアに平和が訪れようとしている時、村人は小学校を造った。

集まったお金は少なかった。屋根にのせた重いレンガ、頑丈でない柱の木材。

数年で天井の梁が湾曲し、校舎は倒れそうになった。村の発信したSOSが人づてで本会に届いた。再建の支援を決めた。

2000年8月、チュロイコール村にて僧侶の立会で、村長、校長とCICRとの間で支援の約束文書を交わした。

「外国の支援は都市に近いところばかり。こんな田舎を応援してくれてありがとう」。

神奈川県相模原市<(財)相模原市教育会館>と東京都八王子市<(株)東京日産自動車販売八王子店>でカンボジア物産展を開催した。

新聞を通した寄付の依頼も行った。

ここでも、多くの善意にまた触れた。

2000年秋、校舎は無事再建。初めて学校にトイレができた。初めて村に井戸ができた。

2001年2月<事務局スタッフの校舎再建状況視察>、8月<公募ツアー>再訪。20余名で訪れた8月、チュロイコール村の人々は感動的な式典で私たちを迎えてくれた。

2003年8月、2年ぶりに訪れた。

村をゆっくり歩いた。村人に色々話を聞いた。決して豊かな暮らしには見えない。

途上国の地方村は厳しい。私たちCICRのメンバーは南北問題の現実をこの村から痛いほど教えられている。

小学校の授業は3年生までになっていた。6年間の授業を保障したい。先生の給与をCICRが支援することにした。

<初めての井戸。後ろはトイレ>
<プレゼントのノートを手に
(有)朝倉モータース(相模原市)提供>

<村人総出の式典>
<鉛筆をプレゼントする神奈川県立相模大野高校生>
農村の居住地域と田畑の間を流れる約10メートルの川に橋を架ける(カンボジア・カンダール州)

以前は、村人は弁当を頭に乗せ、泳いで農作業におもむいていました。老人は渡れませんでした。「努力したが、村の財力では難しい。関係方面にあたったが進まない。何とか助けてほしい」という訴えがCICRに届きました。

本会ではバザーを繰り返し行い、資金を作りました。同じ声がオーストラリアにも届き、私たちと同じように資金集めをしたグループがあります。この橋は日豪の共同支援によるものです。

橋の落成式に訪れた私達を大歓迎してくれました。CICRの名が橋のたもとに刻まれています。

身寄りのない老人への支援
孤老の聞き取り調査
この女性は100歳
孤老が多数住むお寺にお米を寄付
この女性も独り暮らし
身寄りのないお年寄りにお米をプレゼント

カンボジアには長い内戦やポル・ポトの恐怖政治によって肉親を失い、ホームレスとなり、物乞いをして生きている老人が大勢います。現在、カンボジアへの支援は学校建設など、主に次代を担う子どもの育成に向けられています。もちろん、それはカンボジア復興の重要な柱です。しかし、カンボジア紛争の犠牲者である身寄りのないお年寄りが忘れられているのではないでしょうか。

CICRでは地元の寺院と提携し、境内の土地の無償提供を受け、ささやかな老人ホームを建設しました。建物はできましたが、入居した老人の生活を支えていかないといけません。

あばら屋に住む女性の緊急支援も決めました。

どうか多くの皆様のご協力をお願いします。

建設中の老人ホーム
完成した老人ホーム
2001年カンボジア、スタディー&ボランティアツアーを実施
地方の小学生に教材をプレゼント(カンボジア・コンポンチャム州)

この少年は初めて吹くピアニカに夢中になっていました。これがきっかけで音楽家が生まれてくれたら・・・

ノートなど文房具もプレゼント。地方では、教科書を買えない子どもが大勢います

ミシンを小学校にプレゼント<明石書店寄贈>。

校長は生徒たちに技術を身につけて卒業させたいと熱く語った。左側白いシャツが校長。

孤児院にベビー服や歯ブラシなどをプレゼント(カンボジア・プノンペン市)
歯ブラシを寄贈
お絵かき中
義足工場・リハビリ施設に日用品やお米などをプレゼント(カンボジア・プノンペン市)
お米を寄贈
義足
目の不自由な方への支援調査(カンボジア・プノンペン市)
目の不自由なグループへの支援調査(ベトナム・ホーチミン市)

フリーマーケット

収益は、在日インドシナ難民とカンボジア本国への支援活動に使います。

衣類、日用雑貨、靴、カバン、電化製品、玩具、ぬいぐるみなどなど・・・支援者の皆様からのご提供品です。

カンボジア物産も用意しています。

2003年初夏(協力:ヘルスケアーさがみ/相模原市)
2004年2月(協力:中村書店/相模原市)

チャリティーショー

山口のりこフラメンコ教室生発表会とカンボジアへのチャリティーショー

第1部  <教室生発表会>

第2部  <報告>      インドシナ難民の明日を考える会 現況報告

     <チャリティーショー> 鎮魂のフラメンコ 「カリマンタン幻想」

出 演:山口のりこフラメンコ教室生・山口のりこ

ギター:日野道生・増井建一・日野道生門下生

カンテ:加藤直次郎・原田久美

主 催:山口のりこフラメンコ教室生発表会とチャリティーショー実行委員会

協 賛:<有>三喜工務店

協 力:大和フラメンコスタジオ

CICR活動に、ご支援、ご協力をお願いたします。


ポル・ポトと三人の男
永瀬 一哉

クメール・ルージュの跡を追う ジャングルに隠れたポル・ポト秘密司令部
永瀬 一哉
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